吉岡治さん
「八月の濡れた砂」が歌手石川セリを創造、創ってくれたと思っています、紛れもなく。多くの方に愛された映画でした、あの一面に光る海に主題歌の哀愁と力強さは海に捧げられるかのように流れて。当時19歳の私はつっぱり気味なハリウッドミュージカルやロックの娘でした。そしてこの依頼を受けて、この歌に出会うことはきっと決まっていたと思った旋律と言葉。夢中になったダメ出しの何回ものレコーディング、まるで儀式のよう、魂が入っていったのです、のちに思ったことです。それこそは吉岡さんのこだわりでした。先日BSテレビで75歳の吉岡さんを拝見しました、今は壮絶なラストランだと…初めて理解できました。感動で一杯でした。心からありがとうございました。石川セリ
Posted at 12:00 PM